2021/09/09 16:10

こんにちはくるみどりです❁

 

今回はこちらの《ガジュマル》
をご紹介していこうと思います。

 

ガジュマル くるみどり

 

 

 

~見た目がユニークで可愛らしいガジュマル~

 

皆さん育てている方も多いと思います!

ガジュマルは意外にもフィカスの仲間

多くの流通してるものが《フィカス ミクロカルパ》という名前ですが

ほとんどがガジュマルという名前で流通しています。

 

 

熱帯から亜熱帯に生息する植物で、日本でも沖縄あと屋久島とかが有名ですね。

沖縄の方では“キジムナー”子供の精霊が宿る木という風にも言われていて

それ以外にも世界各国いろんな地域で精霊が宿るという風に言われているので、

幸福が宿る木“多幸の木”というふうにも言い伝えられています。

 

 

 

~気根が何よりの魅力~

 

 

ガジュマルの一番の魅力はやっぱりこの見た目のフォルムだと思います♪

根上がりしている箇所、ここは“気根”と呼ばれる部分です。

根が肥大化して太った箇所が、ぷっくりした見た目で

根っこなので、本当縦横無尽に至る所に広がります!!

見た目に似たようなものが全くないです!

自身の気に入った一株を選んでいただけると良いと思います^^愛着もわきます♡

 

 

その“気根”ってなんなんだ?ってところですが

普通の根は地中根って呼ばれる根っこです。

それではなくって空中に出ているもの、これ全般を気根と呼びます。

この気根が植物にとってはいろんな影響を及ぼしていていろんな種類があり

このガジュマルの気根はその気根を伸ばして地中に降ろし、そしてそこからまた活着する、

自身を支える“支柱根”として気根を伸ばしています。

とっても強い生命力を持っているカジュマルなので

どんどんどんどん気根を増やしていろんな箇所から栄養水分を吸収すると同時に

もう他の植物にもぐいぐい絡みついて至る所から栄養を取ろうとします。

自然界ではガジュマルに絡みつかれて栄養を、周りの栄養取られてしまって枯れてしまうなんて現象もあるそうです!!

とにかく生命力が強い!

場所によってはコンクリートを突き破るぐらいの強い根っこを出すという風に言われてるほど

強く観葉植物として育てやすい品種です!

 

 

 

 

~ガジュマルの基本と育て方~

ガジュマルの成長期は他の観葉植物と同じように春から秋あったかい時期が成長期です。

特にこのガジュマル日光を好むので成長期の間は屋外で育ててあげるとどんどん成長します☀

屋外で育つと言っても、直射日光当たってしまうとどうしても葉焼けを起こす可能性はあるので

屋外でも柔らかな日差しが入る場所、日陰だったり木陰でおかげで育ててあげると

本当にぐんぐん毎年成長してくれるので、ぜひぜひ屋外で育ててみてください!

通年室内で育てることもできます☝

意外にも耐陰性も高いと言われていて、日陰でも育つ強い生命力を持っているので

室内で管理してる時も、出来る限り明るいカーテンレース越し

陽が入るところで育ててあげてほしいです。

日陰で育てているとだんだんと葉っぱの色が抜けてきてしまったり、

葉にツヤもなくなってしまって、最終的には葉っぱが落ちてしまう…

耐陰性はあるので本体自体が枯れるという心配はあまりなのですが

葉っぱの健康状態があまり良くない方向に向かう可能性があるので、

室内の場合にも置く場所は是非日当たりが良い場所をオススメします☝

 

 

 

ガジュマルは基本的に高温が好き、低温が嫌い+湿度を好みます。

自生地のマングローブなんかを想像していただくとわかりやすいかと思いますが、

それらは暖かいけど水辺なので湿度は保たれています。

乾燥はしていません!

そういった場所をガジュマルは好むので

あまり過度な乾燥にあててしまうと葉っぱが枯れてしまう原因になります💦

 

 

水やりとしては、土が乾いたらたっぷりしっかりあげてもらうのを成長期の間続けてもらいます。

冬寒くなると、低温が苦手且つ成長が緩やかもしくは止まるので

その場合には土が乾いてから更にもう4~5日待ってしっかりと乾かす、

植物が土が乾燥したっていうことを認識するまで水を乾かしてから

水を鉢の半分ぐらい占める程度与えてください。

冬は寒さが苦手な植物は、樹液の濃度高めてあげたいので

水を締め気味に育てる

ガジュマル以外にも言えることなので覚えてえおいていただくといいと思います!

 

 

あとは通年の葉水、これは毎日是非是非してあげてください。

高温大丈夫、低温苦手そして湿度が好き

この湿度は好きっていうのを葉水でフォローしてあげます!

毎日葉っぱ、あと株本体にもしっかりと葉水をしてあげて

株の周りの湿度を保ってあげるようにしましょう。

これは成長期も冬も関係なく通年行ってあげて下さい。

 

ガジュマルの置く場所は通気性が良いところを選んであげてください。

根にしっかりと水分を蓄えている分根腐れをしてしまう可能性があります!

ガジュマルは土の乾燥多少あったとしてもこの気根に水分蓄えてるおかげで

あまり水切れで枯れるっていう事は無いのですが、

根腐れ、水のあげすぎ可愛がりすぎは禁物です!!

土がしっかり乾くのを見極める

冬場もしっかり乾かし、さらに乾かし水をあげる

その乾く環境を作り上げるのは私たちの役割なので

通気性は滞らないように、風通しを良くして土の乾く環境は与えてあげましょう。

 

 

 

ガジュマル くるみどり

 

 

~上手に育てるポイント~

 

 

ガジュマルを選ぶ時はもう最初見た目で選んでもらっていいと思います!

もう本当にいろんな形があるガジュマルなので気根の表情全然違います!

愛着の湧く一株を選んで欲しいです♡

見た目選んでもらった後は

気根の部分がぶよぶよしていないか、しっかり張りがあるか

後は葉っぱに艶と張りがあるか、それを見てもらって

健康状態もOKであれば是非そのガジュマルお家にお迎えしてあげてください。

 

 

 

お迎えした後は急な環境の変化を与えないように!

室内で管理していたようであれば徐々に日当たりの良い所に置く。

また、屋外で管理されていた場合には日当たりを極力とってあげて。

冬場室内に取り込むときには急に暗いところに置くのではなくまずは外の軒下で日陰に慣れさせる。

そういった形で徐々に環境の変化に慣れさせる、移動させてあげるというのが一つポイントです。

 

 

 

あとはガジュマルは凄い生命力から毎年毎年すごい勢いで葉っぱを吹きます!

一年しっかり生育した株は葉が生い茂って今葉が重なってる箇所が目立つと思います。

葉が重なっていると重なってしまった下の葉っぱは光合成がしづらく

その葉っぱ自体の色味が悪くなったり、黄色くなったりっていうことも考えられますし、

勢いよく成長した葉っぱがピューンと上の方にぬけて伸びてしまっている箇所もあるかもしれません!

 

なので春、4月から6月の間に1度ガジュマルは毎年切り戻しをしてあげてください。

切り戻しというのは

剪定、葉っぱをカットしてあげて一度葉を整理する作業です。

その切り戻しを5月ぐらいにしてあげることで

その年の新しい葉っぱ、新芽が吹くの助ける

前年に重なり合ってしまった箇所を透いてあげるっていう効果もありますし、

葉っぱが一時少なくなる分植物は葉っぱに与えてた栄養を気根の方に使えるので可愛い気根がさらに太る!

気根の方に栄養を転換させるということもできます☝

崩れたバランスを整えてあげることもできるので

切り戻しは毎年春のうちにしていただいた方がいいと思います!

 

 

毎年切り戻して整えて、その年の葉っぱを楽しむ

冬養生してまた春が来たら切り戻して整えてその年の葉っぱを楽しむ

 

 

そういう形で育てていただくとガジュマルが綺麗にかっこよく

バランスよく育て上げることができます!

カットしてあげた枝は挿し木等で生育が可能なので

ぜひぜひ捨てずに水挿しだったり挿し木してあげててください^^

カットしてあげた時に出てきた白い樹液は、ガジュマルはフィカスの仲間なので

同じように人には良くない成分が含まれています。

あまり人の手で触らないようにしましょう。

その樹液

またその樹液はそのままにしておくと固まって白っぽく跡が残ってしまう可能性があるので

出た時はしっかりとティッシュなどで拭き取ってあげてください☝

 

 

 

ガジュマル くるみどり

 

 

 

~育てる際の“注意ポイント”~

 

①葉っぱがしなーっと弱ってくる

葉がしゅわしゅわっと弱ってきた時

この時ガジュマルは根腐れをしている可能性があります!

根腐れをしてうまく水分養分を吸えていないので

葉っぱに十分な栄養水分を与えられずにしなっとへたってしまう…

根腐れをしてしまっている可能性があるので、まず土を完全に乾かしてください。

もう一ヶ月くらい水切ってもらって新たな根っこ、新鮮な根っこが出るぐらいまで

日陰で風通しの良い暗いところでしっかりと乾かして養生してあげてください。

ある程度根腐れが完治してくればガジュマルは新たな新芽を吹いてくるので

そこまで回復すれば問題はありません☝

 

もうひとつ、葉っぱがしなーっと弱ってきた、けど根腐れはしていなかった!

根腐れが原因でないとすると

ガジュマルは日光が不足している可能性があります☀

せっかく光合成できるのに光エネルギーが足りずに

光合成のサイクルが崩れて葉っぱがしなっとしてくるという可能性もあるので

根腐れをしていないのに葉っぱの状態が悪い時には

今置いている環境よりも若干明るめの所に、徐々に徐々に場所を移動する!

そして葉っぱに艶を取り戻す光合成のサイクルがちょうどいいラインを探してあげてください。

 

 

②葉っぱがパリパリ

葉っぱが乾燥してきた、こんな時には水切れが影響しています!

あまりにもガジュマルの生命力、水切れに強いっていうところに頼り過ぎてしまって

水切れを起こさせてしまう。

葉っぱが乾燥してパリッパリに、最悪パリッ…と落ちてしまう

こういったことがたまにあります>_<

そういった時には、早めに水をたっぷり与える、プラス葉水でフォローをしてあげてください!

しっかりと水を与えているのに、毎日の葉水を怠った場合にも

葉っぱの乾燥が出てくることがあります。

土の渇きを見てしっかり水をあげる、プラス毎日の葉水で

健康なガジュマルをキープしてください☝

 

 

③葉っぱの変色

 

 

1、葉っぱが黄色くなってきた

この場合にはガジュマルが寒さに当たっている可能性があります。

ガジュマルは5度を切ると寒さを感じて葉が黄色く変色、体調を崩す可能性が高いです。

万が一冬場、葉っぱが黄色くなってきて弱ってきたっていう時には

寒さにあたってしまっているので、もう少し暖かいところ

5度を切らない、下回らない場所に置いて養生をあげて下さい。

 

 

2、葉っぱが黒くなる

この場合は葉焼けが原因だと思います。

一部黒くなってきたりとか、葉っぱのふちが黒くなってくる…

これは葉焼けが原因してることが多いので

その時には今置いている箇所より、若干日差しの柔らかいところに置いてあげましょう。

葉焼けをする時は、真夏、例えば屋外に置いていて

暑さも感じてプラス日光にがっつり当たると

暑さのダメージと日光のダメージ、ダブルパンチで葉焼けを起こすこともあります。

その場合には若干日差しの柔らかい日陰等に避難してあげることをお勧めします!

 

 

 

ガジュマル くるみどり

 

 

 

~世界に一つの相棒を見つけてね~

今回はガジュマルの育て方、上手に育てるポイント

葉っぱの表情を見極め方をお話ししました!

ガジュマル育ててる方もそうでない方も

これからもガジュマルに、愛着を持って頂けると嬉しいです❁

 

 

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